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紀伊民報 「若者には愛のある言葉を」
東京都内で麻生首相と学生との対話集会が開かれた。
その時、若者に結婚するだけのお金がないから少子化になるのではないか、と参加者から問われた麻生首相が「金がねえなら結婚しない方がいい、おれもそう思う。うかつにそんなことはしない方がいい」と言ったと、新聞各紙が報じていた。
▼質問者が言いたかったのは、今、若い者の働く場が非常に狭められていて、結婚もままならない、ということだったのだろう。それに対する麻生さんの言葉は、まるでとんちんかんだ。
▼「稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」とも言っている。それなら稼ぎがあるような対策をどう取ってきたかを説明すべきだろう。「金がねえなら結婚しない方がいい」という言葉は無責任である。
▼「表現は直截(ちょくさい)的だが、むしろ就職対策を進めなくてはいかんという思いが出たのではないか」と官房長官は釈明しているが、こんな言い方を直截的(まわりくどくなく、きっぱりしている)というのだろうか。
▼若者に対する愛があれば、「今までの就職対策は不十分で申し訳なかったが、もっと力を入れていきたい。金がなくてもお互い愛情があれば頑張って結婚したいというカップルもいる。将来に希望を持って、今後の就職対策に期待してもらいたい」という言葉が出るべきだろう。
▼これは、来たる選挙で選ばれる政権に最も注文したい言葉だ。(香)
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