09/08/28 23:33:12 MWfOLsDw0
Q.もし、小泉構造改革がなかったら、今ごろ日本はどうなっていたのでしょうか。
A.
社会保障費の削減などがクローズアップされたことや非正規労働者が増加したこともあり、
小泉改革が経済的な「格差」の問題を深刻化させたような印象が世間にはあるようですが、
これは必ずしも正しくないように思います。
個人間の経済的な格差は急に生じたものというよりは、小泉内閣時代以前からの影響が大きいのではないでしょうか。
また、たとえば製造業の派遣労働といった非正規労働を認めなければ、失業はもっと深刻化していたでしょう。
派遣の拡大のような労働に於ける規制緩和は、むしろ経済的な弱者にとってプラスに働いた面が大きいと思います。
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