09/08/28 09:02:11 0
★埋蔵金 民主「年4.3兆円の歳入」/財務省「金融危機で枯渇」
◇民主「ここ掘れ」運用剰余金に着目/財務省「もうない」
・「霞が関埋蔵金」と呼ばれる特別会計の剰余金や積立金の活用が、30日投開票される衆院選の
焦点の一つとなっている。自公政権下でも、埋蔵金は国の借金返済や一般会計への繰り入れなどに
活用されてきた。民主党など各党は自らの政策を実現するための財源として埋蔵金に期待を寄せるが
財務省は「すでに枯渇している」(幹部)と強調しており、新たにどれだけ掘り出せるかは不透明だ。
「税金などをため込んだ埋蔵金を国民のために活用する」。民主党はマニフェストで、埋蔵金の活用で
年4・3兆円の財源を生み出すことを掲げる。社民党は特別会計の総点検で年6兆円超の財源を見込む。
公明党も「埋蔵金の洗い出しによる徹底活用」など、多くの党が公約で「埋蔵金の発掘」を挙げている。
背景には、厳しい財政事情がある。税収が足りないため、積み上がった国の借金である国債の
発行残高は6月末で約554兆円で、GDPを上回る水準に達している。民主党は、公約に掲げた
政策を実行するには16・8兆円が必要だが、消費税増税は4年間は封印する方針。
無駄の削減や埋蔵金の活用によって財源を確保する必要に迫られている。
特別会計に眠る埋蔵金に注目が集まったのは07年。特別会計は資金の運用益などで毎年、数十兆円の
剰余金が発生しているほか、年金をはじめ将来の保険金支払いなどに備えた積立金が200兆円を
超えていた。このうち借金の返済や一般財源に使える埋蔵金があるかどうか、自民党を二分する論争に
発展した。明確な決着はつかなかったもののここ数年の自民党政権は特別会計の積立金や剰余金を
積極活用してきた。
08年度には財政投融資特別会計の積立金から7・2兆円を国債の償還に活用。経済危機が深刻化した
昨年秋以降は特例措置として、08年度2次補正と09年度当初予算で計8・4兆円を同特会から
一般会計に繰り入れて経済対策などに使った。(>>2-10につづく)
URLリンク(mainichi.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)