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民主党の鳩山由紀夫代表は27日、政権交代が実現した場合、実弟の邦夫前総務相の元公設秘書で
フリージャーナリストの上杉隆氏を報道担当の首相秘書官か補佐官で起用する意向を固めた。
多摩大学長で日本総合研究所会長の寺島実郎氏も外交担当として同様の処遇をしたい考え。
党内の了解が得られるかどうかが焦点だが、鳩山氏としては両氏とも、
首相直属機関として新設する「国家戦略局」のメンバーも兼務させる考えだという。
首相秘書官は現在、議員秘書が務めるケースが多い政務担当1人と、財務、外務など
中央省庁から出向する事務担当5人の計6人。鳩山氏は両氏を首相秘書官として起用する場合、
民間人からの登用となるため、秘書官の定数を定める内閣官房組織令を改正し、
民間人の登用枠を増員する方針。首相補佐官は、平成13年の改正内閣法で定員が
最大5人と規定されている。首相の政治理念や政策に理解を示す国会議員や民間人が登用されるケースが多い。
鳩山氏が両氏を起用したい考えであるのは「鳩山氏の考え方をよく理解していて、信頼も厚い」(周辺)ため。
また、国家戦略局が外交の基本方針や予算編成など内政の骨格を策定することから、
兼務させることで鳩山氏自身の方針を政策に反映させる狙いがある。
上杉氏は本紙の取材に「打診されても受けるか分からない」と述べた。寺島氏は「海外出張中のため不在」
(日本総合研究所)だという。上杉氏は邦夫氏の公設秘書を務めた後、ニューヨーク・タイムズ東京支局に勤務。
その後、フリージャーナリストとして政治取材を中心に活躍している。寺島氏は三井物産元社員で、
対等な日米関係やアジアでの多国間安保関係構築などを提唱している。
8月28日1時37分配信 産経新聞 上杉、寺島両氏を首相秘書官などに起用 鳩山代表意向
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