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福岡県警小倉南署地域１課の巡査部長、古賀達雄容疑者（４９）が飲酒してひき逃げ事故を起こしたと
される事件で、古賀容疑者が事故前に同県飯塚市内の居酒屋で酒を飲んでいたことが、県警や居酒屋への
取材でわかった。「居酒屋近くの酒店まで車で来て、酒店でビールを購入して駐車していた」との証言もある。
県警は、飲酒前後の古賀容疑者の行動についてさらに調べている。
県警によると、古賀容疑者は逮捕直後から「酒を飲んだ」と供述していたが、場所について「飯塚市内の居酒屋」と
説明したという。
この居酒屋は事故現場から約１．７キロ離れたＪＲ筑豊線新飯塚駅近くにある。県警や居酒屋によると、古賀容疑者は
２４日午後６時１５分ごろ、１人で来店。カウンター席でビール３杯と日本酒をコップ２杯飲み、馬刺しとアユの塩焼きを
食べたという。午後７時半ごろにカードで代金を支払い、店を出た。
店員が玄関先まで見送り、タクシーを呼ぶか尋ねたところ、「酔いをさます」と歩いて行ったという。店員は「足取りは
普通で、ふらついてはいなかった」。店の前の駐車スペースに古賀容疑者の車はなかったという。店には月２回程度
来ていたらしい。
一方、この居酒屋の隣の酒店の店長は朝日新聞の取材に「２４日午後６時ごろ、古賀容疑者とみられる人が店の
駐車場に車を止めさせてほしいと言ってきた」と話す。店長が「何か買ってもらえれば」と言うと、缶ビールを６本購入し、
車内に入れて、居酒屋に入って行ったという。
店長は「１時間くらいとめさせてほしいということだったので、居酒屋では酒は飲まないと思っていた。気づいたら車は
なくなっていた」と話す。（続く）
朝日新聞
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