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[ニューヨーク 25日 ロイター] 米国で反抗的なファッションとしてその人気を数十年間保ってきたオートバイが、
急激な売り上げの落ち込みに直面している。こうした状況の中、自動車と比べ環境にやさしい乗り物として、
オートバイの新たなイメージを広めるべきだとの声が挙がっている。
米議会が2月に可決した景気対策法には、オートバイの税金還付制度が盛り込まれていたが、
業界団体によると、2009年上半期のトップブランド12車種の売り上げは、前年比で46%減少した。
ハダースフィールド大学ビジネススクールのジェフ・クラウザー教授は、売り上げ低迷について、
メーカーが地球にやさしい低価格のバイクではなく、高パフォーマンスのバイクばかりに力を入れてきたからだと分析。
また、ニューヨークでオートバイ利用を促進する団体を設立したシェリル・スチュワート氏は、
不良少年と結び付いた今までのイメージでは、女性に敬遠されてしまうとの考えを示した。
イメージの変化に伴い注目されるスクーターは、2007年から2008年にかけて売り上げが41%増加。
オートバイ全体の売り上げのうちスクーターの占める割合は、2004年には9%だったが、2008年には20%まで上昇した。
しかし、オートバイの利用は乗用車の20分の1ほどで、依然として通勤目的での利用より、
レジャーで使われることが多いという。
エコな乗り物としてのバイク、米国でも利用促進の動き
URLリンク(jp.reuters.com)