09/08/26 19:33:44 0
・いよいよ待ちに待った総選挙が行われる。自民党主導の政治社会体制に厳しい審判が下されるだろう。
これほど選挙への関心が高まると、自分が参政権を持たない外国人であることがはがゆい。
日本在住20年以上、納税の義務を果たし、日本の政治外交史を専攻し、日本人の学生に日本語の
指導をしているのに、僕には参政権がない。
いつか自分が立候補する日を夢見て「非現実的」なマニフェストでも掲げてみよう。
僕が立ち上げる政党は、その名も「非国民党」。国民国家の暴力性とそれを支える(排外的)
ナショナリズムの不毛性には、多くの人が疑問を抱いているはずだ。国民である前に市民であると
いうこと、一国政治よりもグローバル・ガバナンスを考えることは、けっして理想主義ではない。
1.国家像
開かれた「移民社会」を目指すこと。日本は歴史的に朝鮮半島・大陸をはじめとして、全方位的に
移民・流民を受け入れ、その多様な文化の融合を通じて独自の文化を花開かせてきた国。
高齢化する日本社会の再生のためにも、この問題は避けられない課題だろう。かつて日本が移民を
送り込んだ南米から逆に移民を受け入れれば、今は失笑を買っているサッカーW杯ベスト4という目標も
現実のものになるかもしれない。
2.外交
外交における最優先課題は日朝国交正常化だ。
クリントン元米大統領に続き、小泉元総理に3度目の訪朝を促したい。
3.安全保障
税金の「ムダづかい」が強調されているが、安全保障にかかるコストも再考の余地がある。北朝鮮や
中国の軍事的脅威を煽って、莫大な予算のミサイル防衛システムを構築して日米の軍需産業を
潤すのではなく、平和的秩序を構築することを最優先させる。
さらに首脳同士が頻繁に会えば、基本的なコストは飛行機代とホテル代だけだ。北朝鮮に対する援助も
先行投資に他ならない。そして、日本を東アジアの平和拠点に設定し、憲法9条を東アジア安全保障の
基本軸にするよう韓国などアジアの市民社会と連携する。これこそ、僕の本当の夢だ。(>>2-10につづく)
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