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激戦区ルポ12区 防戦自民、民主手応え
浜田 父の応援解禁、中後 若さアピール
「どうか、どうか、靖一を勝たせてやって下さい」
24日午後7時半過ぎ、JR袖ケ浦駅前で約600人の有権者を前に、土下座をしながら涙声で
叫んでいたのは、浜田靖一の父・幸一だった。
元衆院議員で「ハマコー」の愛称で知られる幸一の応援演説。衆院選に初出馬した1993年を除き、
それ以降の選挙で、親の七光りを嫌う浜田は「自分の力で戦いたい」と申し出を断り続けてきたが、
その封印を初めて解いた。
この日は閣僚として同僚候補の選挙応援で神奈川県にいた。昨年9月の防衛相就任後、
地元に滞在する時間が減り、5回連続当選の浜田も、民主の勢いに焦りを強めていた。
幸一の応援を受け入れたのは、自らが不在の間、「浜田」を印象付ける狙いと見られる。
農漁業が盛んで、県内屈指の保守王国。過去3回の小選挙区選は、10万を超える得票で
民主候補を圧倒してきたが、今回は「苦しくて、苦しくてたまらない」と浜田も険しい表情で親しい支援者に
語りかける。
浜田は25日午後、富津市の富津漁協を訪れ、漁師らと固い握手を交わした後、「まだまだ負けるわけには
いかない」と支援を求めた。推薦を受ける公明の支持層には、「民主は公明の幹部を負かさないと、
勝ったとは言えないと言っている」と訴え、民主批判をテコに支持固めに躍起だ。
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