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東京 学年閉鎖のなか始業式
全国で新型インフルエンザが流行するなか、２５日、新学期を迎えた東京・板橋区の小学校では、
集団感染で初日から学年閉鎖するところがあり、一部の学年の児童が欠席したまま始業式が行われました。
東京・板橋区の区立の小中学校では、夏休みが明けて２５日から２学期です。
このうち高島第二小学校では、新型インフルエンザの集団感染で１、２年生が初日から学年閉鎖となり、
３年生以上の児童だけが登校しました。教室では、はじめに担任の教師が児童に発熱やせきなどの症状がないか
どうか聞いて体調をチェックし、みんなで手を洗いました。
また、始業式は、大勢の児童が集まる校庭ではなく、それぞれの教室で行われ、校長が放送室から
「きょうから２学期が始まり、みんな集まっているはずですが、１年生と２年生がいません。
今、日本中でインフルエンザが流行しています」と説明し、手洗いやうがいをしっかり行うよう呼びかけました。
子どもたちは教室で席に着いて話を聞き、最後に校歌が流れるとテープの音に合わせて歌いました。
草野辰夫校長は「学校は感染が広がる大きな原因になるので、保護者にも理解や協力をしてもらって感染の拡大を防いでいきたい」
と話しています。東京・品川区の教育委員会では、来月１日から区立の小中学校で２学期が始まるのを前に、
新型インフルエンザの感染の拡大を防ぐため、毎朝、登校前にすべての児童や生徒の検温を家庭で行ってもらうよう、
各学校に文書で通知しました。大田区や千代田区でも、家庭での検温を広く実施してもらうことを検討していて、
新型インフルエンザの流行を受け、新学期に備えた動きが広がっています。
ＮＨＫ 08月25日15時18分
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