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タレント・押尾学(31歳)が8月2日、六本木ヒルズ(東京・港区)の一室に銀座のクラブホステス田中香織さん(30歳)を全裸のまま放置し、翌日、麻薬取締法違反で逮捕された事件の事実関係が、徐々に明らかにかなりつつある。
殺人マンション部屋もフェラーリも銀座の豪遊もタダで提供された押尾学と遊んでいた会社社長たち違法薬物の使用で逮捕された「問題児タレント」押尾学は、多くのタニマチ社長たちと飲み歩き、支援を受けていた。「謎の人脈」の全貌。
死の直前にかけた電話:「3日の夕方すぎ、香織さんの大親友の女の子が、動転した様子で電話してきました。『あげは(香織さんの源氏名)ちゃんが死んだよ!』というのです彼女は、2日夜になくなる直前の香織さんから電話をもらっていた。
『いま、六本木ヒルズに押尾学といるんだけど、押尾が逃げちゃったの。具合が悪くてやばい。助けてほしい。いますぐ来て』と言われたというのです」(香織さんがかつて在籍したクラブの経営者)
親友が六本本に向かう途中、再び香織さんから電話があった 彼女は呂律が回らない様子だったが、苦しそうにこう話したという。
「押尾に(携帯)電話を隠されてた(ので連絡できなかった)。『警察に電話するなよ。救急車も呼ぶな。絶対にバカなことはするなよ』と脅されて、怖かった。でも(具合が悪くて)、もうダメかもしれない」
親友が六本木ヒルズに着くと、部屋には蒼い顔をした男性がいた。押尾が在籍していたレコード会社・エイベックスのマネシャーだという。そして、香織さんはすでに息絶えていた―。
マネジャーらが消防に通報したのは2日午後9時19分だが、その直後、押尾の所属するエイベックス関係者にいっせいに連絡が入った。「押尾がトラブルを起こし、マネージャーとケンカしている。六本木近辺にいるスタッフは、全員六本木ヒルズに集合しろ」 というのである。