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防衛産業、撤退相次ぐ 予算削減で装備品の発注減(1/2ページ)
防衛費が抑制され自衛隊装備品の発注が減るなかで、防衛産業が苦境にあえいでいる。
戦闘機関連では03年度以降、燃料タンクやタイヤなどの下請け20社が防衛部門から撤退中か既に撤退。
戦車など陸上戦闘車関連では13社が倒産、35社が廃業や撤退したことが防衛省のまとめでわかった。
「防衛生産・技術基盤が崩壊しかねない」との危機感が生産現場で高まっている。
装備品の仕事だけで成り立っている国内の防衛産業はほとんどない。
景気動向に応じて民間と防衛の両方の仕事のバランスを取るところが大半だ。
防衛部門の苦境が、日本経済全体に悪影響を与える可能性も含んでいる。
政府は04年に「防衛計画の大綱」を見直し、戦闘機や戦車、護衛艦などの保有数を削減した。
防衛費もここ7年連続で減少。そこに装備品のハイテク化に伴う単価の高騰が追い打ちをかけ、発注数量が落ち込んでいる。
主要装備品の購入にあてる正面装備費は冷戦が終わった90年度の約1兆700億円から、09年度は6850億円と3割強減だ。
~長文につき、つづく~
朝日新聞 2009年8月24日10時16分
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同時に12機のF2戦闘機が生産できる最新の組み立てライン。
動いていない機械が多い=愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で
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