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北海道新聞社が20~22日に実施した全道世論調査で民主党の圧勝が予想される結果となったことに対し、
自民党は「厳しい結果」と受け止め、反転攻勢への策を模索。民主党は各陣営の緩みを警戒しつつ、
選挙協力する新党大地への支援を強化することを確認した。ほかの各党は埋没への懸念を強めた。
「自民党への逆風が収まっていない結果だが、まだ1週間ある。公明党と協力して勝ち抜く」。
自民党道連の竹内英順幹事長は23日、巻き返しを誓った。
この日は中川義雄選対本部長ら幹部が札幌市内に集まり、民主党候補との接戦が予想される
道5区(札幌市厚別区、石狩管内)、7区(釧路、根室管内)などを中心に支持組織の引き締めを
徹底することを確認。ただ、一部陣営からは「やる気をなくす人が出なければいいが」(幹部)と、
あきらめムードが出るのを懸念する声も。
公明党道本部の佐藤英道幹事長は「与党への逆風は強い。前回を大幅に上回る得票数でなければ
1議席死守は危うい」と危機感をあらわにした。
追い風を受ける民主党北海道の佐野法充幹事長は
「道民の期待に応えるため、最後まで気を抜かずに戦い抜く」と述べ、各陣営の引き締めに躍起だ。
世論調査では、比例代表も4議席を固め、5議席もうかがう結果となった。こうした状況を受け、
同党北海道や、支持母体の連合北海道幹部らは23日、新党大地への支援をさらに拡大することを確認。
「大地と協力し、自民党候補の比例復活も阻止する」と、意気込む。
一方、新党大地の鈴木宗男代表は、民主党支持層からの支持が1割弱にとどまったことについて
「協力内容が浸透していない」と不快感を示し、「効果はこれから出てくるはずだ」と話した。
支持が伸び悩んだ共産党道委員会の青山慶二書記長は「残り1週間、党の存在意義を訴えていく」。
同じく不振だった社民党道連の浅野隆雄幹事長は、「平和憲法を守る社民党の役割を伝えていきたい」と話した。
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