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>>1の続き
応援演説に駆けつけた民主党元政調会長の枝野幸男は「ここでの勝敗が政権交代への重要なポイント」
と語り、公示日後も代表代行の菅直人ら“大物議員”が愛媛1区入りするなど、自民猛追の手を緩めない。
一方、党本部からの大物議員の応援もなく、一部で劣勢が伝えられることに危機感を募らせる
自民党県連幹部らは「塩崎さんに失政があったわけではない。全国的な民主への期待感が原因」
と苦々しい表情で話す。
「もはや団体や企業は右向け右で自民党に投票する時代ではなくなった」(自民党県連幹部)とされるが、
塩崎陣営は公示後、小泉政権時代の改革のあおりを受けて仕事量が激減したことから自民党支援に
難色を示していた建設業協会松山支部の推薦を取り付けたほか、8月初旬には公明党の推薦を初めて成立させる
など支持固めに躍起。中でも3万票ともいわれる公明票の固い組織力が大きな頼みの綱となっている。
また塩崎の妻、千枝子(57)や、官房長官時代に政務秘書官を務めた長男、彰久(32)らが
街頭に立つなど家族総出の運動を展開。さらに、地元県議や市議との会合では、上座に座るはずの塩崎が
下座に座って支援を要請する姿には、もはや民主党候補に約8万票差で大勝した前回選挙戦のような余裕はない。
愛媛1区からは共産党の田中克彦(42)と幸福実現党の谷村耕治郎(46)が政党の組織力を背景に
選挙戦を展開し、無所属の郡昭浩(48)が独自の戦いを演じている。
以上