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「政権が変わっても、政治は急に変わるものではない。すぐ変えられるものもあるが、
行政や外交などでは継続性が大事な仕事も多い。政治を変えるのには、時間がかかるもんじゃ」
地元の大分で、引退生活を送る村山富市元首相(85)はこう述べ、急激な変化を求める声に警鐘を鳴らした。
非自民連立の細川政権の誕生や、長年の対立関係だった自民党と組んで自らが首相に就任した
村山政権で政権交代の現場を目の当たりにした。
「あのころまでは自民党と社会党が一緒に政権をつくるとは考えもしなかったし、
総理になると思ったこともなかった。ただ、政権が変わる背景には必然性がある」と断言した。
《平成6年6月、少数与党となり総辞職した羽田孜内閣の後を受け、下野(げや)していた自民党は、
村山氏が委員長を務める旧社会党、新党さきがけと連立を組み、村山内閣が成立した》
「当時は絶対多数をとる政党がなく、政治的バランスのなかで連立政権が生まれた。
今回、政権交代があるのなら、選挙で変わることになる。そこは意味合いが大きく違う」という。
当時、自民党は衆院の第一党で社会党は第二党だった。「憲政の常道からすると、
多数政党のトップが首相になるべきで、それに沿わない自分の政権は過渡的で長くはないと思っていた」と振り返る。
8月20日23時21分配信 産経新聞 証言・政権交代(1)「変化には必然性がある」村山富市元首相(85)
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