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千葉や東京で、女性が男につきまとわれていると警察に相談したあとに
事件に巻き込まれるケースが相次いだことから、警察庁は、
被害届を出すよう働きかけることや法律に違反する行為については
積極的に事件として捜査するよう全国の警察本部に指示しました。
千葉市では、先月、男が交際相手だった女性の母親を殺害したあと
女性を車で連れ去ったとして逮捕されました。
また東京・港区では、今月、男が客として出入りしていた店に勤務する女性と、
その祖母を刃物で殺傷したとして逮捕されました。
被害者の女性は、いずれも事前に警察に相談や通報をしていて、
このうち千葉の事件では、発生の2週間ほど前に男が女性を車で連れ回し、
愛知県内で保護された際、ボンネットから刃物も見つかりましたが、
警察は銃刀法違反などでの立件はしませんでした。
また、女性も「別れたかっただけで処罰を望まない」として被害届を
出していませんでした。
こうした点を踏まえ、警察庁は、女性に対するつきまといの相談を受けた場合は
的確に対応するよう、20日、全国の警察本部に指示しました。
この中では、必要に応じて被害届を出すよう被害者に働きかけて
危険性を理解させることや、法律に違反する行為については積極的に
事件として捜査するよう求めています。
さらに、関係する都道府県警には相談の内容を伝え、情報を共有することとしています。
ソース:NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)