09/08/19 21:46:25 mTlDQl2A0
元・派遣社員という経歴を逆手に取り、若年貧困層の圧倒的支持を集め当選した田中氏。
目指すは派遣制度の全廃による貧困層の撲滅だった。
しかし当選後、衆議院議員として政治と経済の在り方を学ぶ毎日を送るうち、彼女はあることに気付く。
「日本経済にとって派遣制度は必要不可欠。これ無くして日本経済の維持は不可能!」
自らの目指した理想と真っ向から矛盾する冷酷な現実に苦悩する田中。
やがて彼女は与党衆議院議員として苦渋の決断を迫られることになった。
貧困層の屍の上に成り立つ日本経済の発展か、それとも若者への保護を貫いた果ての共倒れか。
果たして、田中美絵子の下した決断とは!?