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★【衆院選 2009】「北側さんの背中見えた」 民主大攻勢で公明幹事長に危機感
大阪16区(堺市堺区、東区、北区)で7選を目指す公明党前職、北側一雄氏(56)が、
これまでにない苦しい戦いを強いられている。与党への逆風に加え、16区を重点選挙区と
位置づけた民主党が幹部を続々と送り込むなど攻勢を強めているためだ。
党幹事長として議席死守がかかる北側氏は、どぶ板の戦術で追撃をかわそうと必死。
対する民主党新人、森山浩行氏(38)側は「絶対にバッジをつけさせたる」(陣営幹部)と
議席奪取をうかがう。
「ここは公明党の幹事長の選挙区です。大きな組織を相手に選挙をしています。
みなさんの力が必要です」。19日午前、南海高野線堺東駅前で森山氏は、
一言一言かみしめるように支持を訴えた。
ここ数カ月の間に小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長ら党幹部を繰り返し送り込み、
大阪16区でのてこ入れを図ってきた民主党。この日も石井一(はじめ)副代表が来援し、
「大阪にどうしても当選させたい男がいるので駆けつけた」と有権者にアピールした。
前回衆院選での北側氏と民主党候補の票差は約3万。
ただ、労働組合が強い土地柄など民主党が形勢逆転しやすい素地もあるとされ、
党府連幹部は「民主支持層を固めたうえで、相手候補に流れる
他党支持層や無党派の票を取り込んでいけば追いつける」とみる。
森山氏は、平成19年10月に民主公認が決まって以来、堺市議や大阪府議時代につちかった
地盤を固め、浸透を図ってきた。始発から終電まで駅前に立つ「マラソン演説」などの
若さを前面に押し出した戦略もあって、「ようやく北側さんの背中が見えてきた」(陣営幹部)という。
(続く)
産經新聞 URLリンク(news.goo.ne.jp)
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