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★大物ヒヤヒヤ…森元首相も崖っぷち／衆院選
１８日公示された第４５回衆院選。「政権選択」が最大のテーマとなる中、自民党の閣僚、
三役経験者も過去に例のない厳しい選挙戦を強いられている。元首相がバッサリ伐採される？
元防衛相は退治されてしまう！？ 大物たちの熱く、暑い１２日間の戦いが始まった。
「暗雲が立ち込めており、厳しい選挙。経験と実績で頑張りたい」
石川２区で１４期連続当選を目指す自民党前職の森喜朗元首相（７２）はこの日、
石川県小松市内の神社で必勝を祈願して第一声。集まった支持者約３０００人を前に、終始硬い表情を崩さなかった。
一方、刺客候補で民主党新人の田中美絵子氏（３３）も小松市内で第一声。
「石川から日本を変えていきたい」と訴え、すっかりおなじみとなった自転車に乗っての選挙戦をスタートした。
総理大臣経験者Ｖｓ元派遣社員の新人女性。本来ならまともな勝負にならない組み合わせだが、
自民党への逆風が吹き荒れる中、情勢は激変。すでに田中氏が逆転したとの見方もある。
政治評論家の有馬晴海氏（５１）は言う。「森氏は厳しい。田中陣営に『森を伐採する』と攻め込まれ、
『森を伐採すると環境に悪い』と返しているが、そんな冗談もむなしく聞こえるほどだ」（続く）
【石 川】▽２区（小松市、加賀市など）
宮元 智４９ 党県副代表 幸新
森 喜朗７２ 元首相 自前
田中美絵子３３ 元議員秘書 民新（届出順）
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