09/08/18 10:45:13 0
・新聞雑誌、テレビラジオと、メディアと密接に関係してきた「政治」。今、その舞台はネットに移ろうとしている。
政治家がブログやメールマガジンで発言を発信するのはもちろんのこと、ニコニコ動画やYouTubeにも積極的に
動画の投稿をはじめた。Twitterで、政治に関する発言を「つぶやく」議員も着実に増えている。
そんな中、ネットと政治をとりまく日本の環境について専門家が話し合う、MIAU主宰のシンポジウム
「インターネットと選挙・政治を考える」が14日、都内で開催された。
パネリストは、小泉首相時代に官僚の立場から通信・放送改革を推し進めた慶応大学教授の岸博幸氏、
アンケートや世論調査などに詳しい統計物理研究所の田村義保氏、「オバマ戦略のからくり」著者で
アメリカの政治事情に詳しい田中愼一氏、そして自ら選挙に出馬した経験もある堀江貴文氏の4名。
司会を務めたのはITジャーナリストの津田大介氏だ。
シンポジウムでは「ニコ割アンケートと新聞の世論調査はどちらが信頼出来るか」「電子投票で政治は
変わるか」「MIAUは政党を作るべき」など、注目の議論が次々と交わされた。
― ニコ割アンケート「ネット入り口調査」。ニコニコ動画ユーザーを対象に比例選挙区での支持政党に
関するアンケートを実施したものです。
40%が自民党、31%が民主党となり、新聞やテレビでの結果とはかなり異なっています。日経新聞に
よれば民主が43%、自民が26%でした。
この結果がネットユーザーだけに偏っているというのはもちろんですが、一方で新聞はRDDという、
ランダムに固定電話をかける調査方法を採用しています。日中に固定電話に出られるのは主婦
くらいで、若者は固定電話を持っていないケースも多いですね。
田村義保(以下「田村」) RDDは9ケタや10ケタの電話番号の下2ケタをランダムに発生させる方法です。
固定電話を持っていない方は対象にしていませんが、それを新聞社が特に書くことはありませんね。
堀江貴文(以下「堀江」) なぜ固定電話(を対象に)しか調査をやらないんです? わざとですか?
(>>2-10につづく)
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