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★修正重ね「義務」消えた 99年国旗国歌法草案
ちょうど10年前、99年に成立した国旗国歌法の政府草案が成案になるまでの経緯が
情報公開法で入手した資料や関係者の証言から明らかになった。
「国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない」。
そんな義務規定が国会に提案される前に削られていた。なぜか。
東京都内で、当時の官房長官だった野中広務氏に、手に入れた国旗国歌法の草案を示した。
A4判で20枚ほどだ。「こんな紙は初めて見る」と野中氏は言った。
まず、99年3月26日の1次草案。
1条と2条で日の丸・君が代を国旗・国歌と短く定めた後、こう続いている。
■3条 国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。
2 国及び地方公共団体は、政令の定めるところによりその管理する建造物において国旗を掲揚しなければならない。
3 国民は、祝日に国旗を掲揚するよう努めるものとする。
約1カ月前、広島の県立高の校長が卒業式を前に自殺。
式典で「日の丸掲揚・君が代斉唱」を求める県教委と反対する教師との板挟みになっていた。
これを機に野中氏は法制化を決断。古川貞二郎官房副長官の下にチームが作られた。
野中氏「こんなことで人を死なすのは不幸だと考えた。
『総理、法制化させてもらえませんか』と言ったら、小渕総理は『おれ、やらないって言ったばかりだよ』と。
法制化しないと1週間前の参院で発言したばかりだった。
『(国会を)通るか、君』と言うので『大丈夫ですよ』と言うたんですよ」
(続く)
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