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★【09衆院選】チルドレンの明暗くっきり「総裁もいろいろ」と小泉元首相
出馬辞退、下位登載、優遇…。衆院選公示前日の17日、自民党が公表した比例代表名簿。
4年前の郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」の扱いは明暗が分かれた。
小泉純一郎元首相も引退し、大勝した前回選挙からは党の事情も激変している。
比例名簿の登載順位は当選の可能性を左右するため、さまざまな思惑が絡み合う。
選挙戦本番を前に泣き笑いの表情が随所でみられた。
「上位登載が不可能と聞き、党執行部の判断に甘んじる決意をした」
前回、東京ブロック1位の比例単独候補だった猪口邦子元少子化担当相(57)は、
24位での登載を打診されたが、これを辞退し不出馬を決めた。
17日夕、東京・永田町の自民党本部で行った会見で、言葉を詰まらせながら
「希望としては2期目の代議士として戻りたかった」と語った。
4年前、小泉元首相から直接口説かれ、事実上の“当確”ともいえる比例単独での
名簿上位という「総裁特別枠」に位置づけられた優遇からすれば、厳しい扱い。
小泉元首相に「出馬断念」を電話で伝えたところ、「(麻生太郎首相は)私の言うことを
聞いてくれないので残念だ。人生いろいろ、総裁もいろいろだから仕方ない」と慰められたという。
猪口氏は「一人でも多くの候補が当選できるよう応援する」としたが、
無念をにじませるように「今後のことは今後考える」。
7月の東京都議選で第一党から転落した自民党に、東京ブロックで比例単独候補を
優遇する余裕はない。前回27位ながら比例単独で当選した安井潤一郎前衆院議員(59)も今回、
小選挙区との重複立候補者が同列1位で22人いるなか24位と厳しい情勢。
「これまで比例単独候補をしっかり評価してほしいとお願いしてきたが、
党から出馬を要請された以上、しっかりがんばるだけ」と淡々と語った。(以下略)
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)