09/08/17 08:32:38 0 BE:548674144-PLT(12225)
セキュリティ製品の検証を手掛ける米NSS Labsは、主要ブラウザのフィッシング対策と
マルウェア対策を比較する検証実験を行い、いずれの実験でも
MicrosoftのInternet Explorer(IE) 8が最も高い検出率を記録したと発表した。
今回の実験で比較対照としたのは、AppleのSafari 4、Google Chrome 2、
Mozilla Firefox 3、Opera 10 β、およびIE 8のブラウザ5製品。
ユーザーをだまして感染を広げるソーシャルエンジニアリング型のマルウェアを
どの程度検出できるか比較した実験では、IE 8の検出率が81%と突出して高く、
次いでSafari 4が21%、Firefox 3が27%、Chrome 2が7%、Opera 10 βは1%にとどまった。
フィッシング詐欺サイトの検出率はIE 8の83%とFirefox 3の80%がほぼ肩を並べた。
ただしFirefox 3.5はクラッシュ問題が原因で安定したテストができなかった。
Opera 10 βは54%、Chrome 2は26%、Safari 4は2%だった。
NSS Labsは3月にも各ブラウザのマルウェア検出率を発表しているが、今回の実験で
前回に比べて防御率が向上したのはIEのみだったという。それ以外のブラウザは
前回と同じか、防御率が落ちたと報告している。
*+*+ ITMedia 2009/08/17[08:30] +*+*
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