09/08/15 23:53:45 3Z1oompY0
>>238
長妻氏が年金記録紛失問題に首を突っ込んだのは、平成16年以来、大赤字が
問題となったグリーンピアなど大規模年金保養地への巨額な保険料流用問題が
きっかけだった。
年金が年金給付以外に使われている点を調べていた矢先、一通の手紙が事務
所に届いた。そこには、「年金記録が消えた例がある。こっちの方が問題です」と
書かれていた。
「まさか」。にわかには信じがたかったが、長妻氏は議員会館に社保庁幹部を
呼んだ。幹部は「そんなこと聞いたことはありません」と口をそろえ、「最近、勘違
いの人が増えています。悪質な人になると、保険料を払っていないのに払った
とごねるんです」と言う者もいた。
だが、長妻氏は事実を丹念に追い、執拗(しつよう)に調査を続けた。ついに、
ちょうど1年前の昨年6月15日、65歳以上の年金受給者のうち基礎年金番号に
未統合の記録が総計2300万件あるとの事実を社保庁から引き出し、翌日、国会
で追及した。
「あの時の方が、今年2月に未統合5000万件が判明したときよりも衝撃は大き
かった」と、長妻氏は振り返る。だが、長妻氏の追及は注目されなかった。政府
もマスコミもまだ事の重大性に気づいていなかったのだ。
逆に言えば、この時点で政府が迅速な対応策をとっていれば、今日のように
年金問題が政権の足を引っ張ることはなかったといえる。
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