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2009年8月12日、北京大学メディア研究者の王錦思(ワン・ジンスー)氏はブログで、
覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された酒井法子容疑者の事件を取り上げ、
「日中関係に微妙な影響を与えた」と論じた。
酒井容疑者の中国での人気と知名度は周知の通り。98年と00年に開かれたコンサートも大盛況で、
中国における日本の女性芸能人の中では抜群の好感度を誇っていた。
07年の「日中文化・スポーツ交流年」では卓球の福原愛選手と共に親善大使に選ばれ、
日中友好の象徴として活躍。当時の記者会見では、「親善大使として責任の重さを感じている。
活動を通じて両国間の理解と信頼を深めることができれば」と抱負を語っていた。
王氏はこうした経緯を振り返り、「一連の報道を見る限り、当時から覚せい剤に手を染めていたのは明らか」として、
酒井容疑者の裏切り行為を非難するとともに“友好の使者”に薬物中毒者を選んだ日本側の責任も追及。
複雑な歴史背景を持つ日中両国の友好促進には細心の注意が必要であるにも関わらず、
その重責を担っていた酒井容疑者の逮捕劇は日中関係に微妙な影響を与えたと指摘した。(翻訳・編集/NN)
●王錦思(ワン・ジンスー)
北京大学メディア研究者。吉林省徳恵市出身、北京在住。日中関係、中国問題、
国際情勢について数多くの記事を発表。日中戦争や日中友好に関する物品の収集家でもある。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
8月13日21時16分配信 Record China
<レコチャ広場>酒井容疑者の逮捕劇、「日中関係に微妙な影響を与えた」―中国
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)