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>>1のつづき
生きた証し残す
肺がんで「余命2年」と宣告され、平成17年に死亡したライター、奥山貴宏さんの
ブログ「32歳ガン漂流 エヴォリューション」も死後4年が経過した現在も存続し、
コメントが絶えない。
「死にたくないな」で始まる奥山さん自身の最後の書き込みへのコメント数は
650件を超えている。
現在のブログを管理するのは、生前の奥山さんと交流があった編集者ら。
担当者は「お墓がネット上にあるようなものです。彼が生きた証しを残すことは
意義があると考えました」と語る。
総務省の推計によると、今年1月末のブログの登録者数は2695万人で、
SNSの登録者数は7134万人。のべ1億人近い国民がサービスを
利用していることになる。
インターネットに詳しい関西学院大学の鈴木謙介助教(社会学)は
「(サービス会社が)永続するとは限らず、記述が永久に残るということはない。
ただ、管理してくれる誰かがいれば、ブログは死者をしのぶ新しい手段になるかも
しれない」と話している。