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平成7年のナトリウム漏れ事故以来、運転が止まっている福井県敦賀市の高速増殖炉、「もんじゅ」
について、文部科学省と日本原子力研究開発機構は今年度内の運転再開を目指すことを決め、
12日、福井県に伝えました。
高速増殖炉「もんじゅ」は、平成7年に配管から冷却用のナトリウムが漏れて火災が発生する事故が
起き、13年余りにわたって運転が止まったままになっています。日本原子力研究開発機構は、
運転再開に向けて施設全体の安全性を確かめる試験をおととしから続けていますが、ナトリウム
漏れを知らせる検出器の誤作動などのトラブルが相次ぎ、これまでに4回にわたって運転再開の
時期が延期されてきました。12日には山内文部科学副大臣や原子力機構の岡崎俊雄理事長らが
福井県庁を訪れ、西川一誠知事と面会しました。この中で山内副大臣と岡崎理事長は、施設全体の
確認試験が12日ですべて終わることを報告したうえで、来年1月までに運転再開前の点検を終え、
今年度内の運転再開を目指すとする方針を伝えました。
これに対して西川知事は「また運転再開を延期することがないよう背水の陣で取り組んでほしい」と
述べました。
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