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「娘はいじめで自殺」と母親が提訴
更新時間:2009-08-11 19:05
3年前の8月、愛知県岩倉市のマンションで、当時16歳の女子高生が飛び降り自殺したのは、
中学時代に受けたいじめが原因だとして、11日、母親が中学校や当時の同級生らを相手取り、
約4260万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴えを起こしたのは、3年前に亡くなった高橋美桜子さん(当時16歳)の母親・典子(51)さん。
訴状などによると、美桜子さんは、2002年4月から約1年間、名古屋経済大学市邨中学の
在学中に同級生から集団でいじめにあったにもかかわらず、学校側は適切な対応をとらず、
美桜子さんは同校を退学した。別の学校に転校した後も、美桜子さんは、不眠やパニック症状などの
心的外傷後ストレス障害に悩まされ、医師から別人格が生ずる解離性障害と診断され、3年前に
自宅マンションから飛び降り自殺したという。
母親の典子さんは、自殺の原因は中学時代のいじめだとして、法人としての学校や理事長のほか、
当時の同級生とその親などを相手取り、慰謝料など約4260万円を求める訴えを起こした。
提訴を受け市邨学園は「訴状の中身を見ていないので、コメントのしようがない」としている。
中京テレビ
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