09/08/11 22:51:33 nwgqLXCc0
「安倍に期待していたが裏切られた、麻生はもっと駄目だった」などと大声で叫ぶ評論家諸氏は、
一体政治に何を期待しているのでしょうか。
政治家の発言は、その時の「政治状況」に配慮せざるを得ないことは、当然のことでしょう。
これでは、「靖國参拝をしないのなら、政権を民主党にくれてやれ」と主張しているのと同じです。
その結果、靖國神社そのものが廃棄され、別の国立追悼施設が作られることが明確に予想されるにも関わらず、
一向にその無駄口を封じないのは、如何なる心算か全く理解出来ません。
これまで、首相の靖國参拝における「内なる敵」は、商売優先の「経団連的発想」にありました。
外国からの内政干渉に対して、それを支えたのは、「商売がやりにくくなるから、首相は自重せよ」という企業からの圧力でした。
ならば評論家諸氏は、こうした対応こそ批判して、「空気を変える努力」をするべきでしょう。
不買運動の先頭にでも立って、「政治家に不当な圧力を掛ける企業は絶対に許さんぞ」と叫ぶべきでしょう。
八月まで待たず、一年を通してこうした運動を展開し、国民與論を含めて、政治家が参拝しやすい環境を先ずは作るべきでしょう。
これらを為さずに、政治家に直接のクレームを附ける態度は間違っています。
それをやれば、結果的にマスコミを敵に回すことになり、原稿が売れなくなるから、実害の少ない政治家を対象にして、
パフォーマンスに興じているのではないか、という批判に答えられる評論家は、果たしてどれほどおられるのでしょうか。