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★「生活水準、向上している」過去最低の2.8% 内閣府世論調査
内閣府が8日発表した国民生活に関する世論調査によると、生活水準が去年と比べて
「向上している」と感じる人は2.8%で、昨年の前回調査より1.6ポイント下がり過去最低となった。
「低下している」は33.6%でほぼ横ばい、「同じようなもの」は63.1%で1.8ポイント上昇した。
内閣府は「世界的な経済危機の影響が生活感に出ているのではないか」と分析している。
「日常生活で悩みや不安を感じている」人は68.9%で1.9ポイント低下。
さらに悩みや不安を感じている人に理由を複数回答で聞いたところ「老後の生活設計」が54.9%で最も多く、
「自分の健康」が49.2%、「今後の収入や資産の見通し」が43.9%と続いた。
政府への要望(複数回答)では「景気対策」が62.5%、「雇用・労働問題」が51.1%と
いずれも前回から6.4ポイント上昇。さらなる景気刺激策や悪化する失業率への対応の必要性が浮き彫りとなった。
最多の回答は「医療・年金などの社会保障構造改革」の70.8%で同2ポイント低下した。 (01:02)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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