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★【衆院選 激戦区の情勢】茨城6区 医師会の反乱 ベテランに「白衣」の包囲網
「後期高齢者医療制度は『年をとったら早く死ね』というひどい制度だ」
衆院解散の行方がまだ見えぬ6月17日、茨城県土浦市のJR土浦駅前では、
白衣に身を包んだ県医師連盟の原中勝征委員長が声をからしていた。
その隣にはビラを配る民主新人の大泉博子氏の姿が。
すでに選挙本番を迎えたかのような2人の必死な姿に、
陣営の1人は「まさに6区を象徴するシーンだ」とつぶやいた。
県医師会の政治団体である県医師連盟はこれまで自民の有力な支持団体だった。
ところが、後期高齢者制度へ反対する立場から、今回は県内全選挙区で民主党候補を推薦。
特に、元厚相の自民前職、丹羽雄哉氏と元厚生官僚の大泉氏による事実上の一騎打ちとなる
6区を同連盟は最重点区と位置づける。
丹羽氏は7月23日の記者会見で「後期高齢者医療制度は国民に理解されつつある。
地元の医師も変わらず私を支援してくれている」と強気にまくし立てた。
その一方で「今回の選挙が大変厳しいのも事実。逆風に吹き飛ばされないよう
しっかり地に足をつけて頑張りたい」とも述べた。
丹羽氏は、これまで経験がないという戸別訪問などを実施。
こんなドブ板選挙も辞さぬ丹羽氏の姿に、地元・石岡市の高齢者は
「これまで丹羽先生の選挙を10回見てきたが、あんなに必死なのは初めて見た」と驚きを隠せないでいる。
7月30日、大泉氏は原中氏と民主党の菅直人代表代行の応援を受け、
つくば市のみどりの駅近くのショッピングセンターで街頭演説。
「後期高齢者医療制度の廃止」「月額2万6千円の子育て支援金」などを訴えた。
選対幹部の1人は「風は筑波おろしのように確実にこちらに吹いている」と胸を張る。(続く)
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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