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地球と宇宙を結ぶ未来の輸送機関「宇宙エレベーター」実験機の競技会が8日、
千葉県船橋市で始まった。
日本やドイツの大学生チームなどが参加した。
風船を使って高さ約150メートルまでつり上げた細いベルト上を、バッテリーで動く「クライマー」と
呼ばれる装置が上る速度や安定性などを競った。
宇宙エレベーターは、静止衛星から地上に伸ばしたケーブルに昇降機を取り付けて人や物の輸送に
使おうというもので、研究が進められている。競技で得られたデータも研究にいかされる。
主催した「宇宙エレベーター協会」の大野修一会長は「競技会は日本では初めて。宇宙エレベーターの
実現につなげる、有意義なものになる」と話している。
読売新聞 2009年8月8日15時16分
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▽エレベーター装置を上げる大学生たち(画像)
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▽徐々に地上を離れて行くエレベーター装置(画像)
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▽エレベーター装置が天に向かって進んで行く(画像)
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▽地上150メートル、風船が浮く“上限”まで上がったエレベーター装置(画像)
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