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★小沢氏、日米FTAで持論強調「農協、ためにする議論」
「輸入品は国内産より安いだろうが、良質のものも選択できる。市場価格が生産費を
下回れば不足分は支払う。消費者にも生産者にもいい」
民主党の小沢一郎代表代行は8日、農業の戸別所得補償制度の導入を前提に、農産物
も含む日米自由貿易協定(FTA)締結を目指すべきだとの考えを改めて強調した。鹿
児島県肝付町で、かつてともに自民党田中派に属した故二階堂進・元自民党副総裁の墓
参後に記者団に語った。
民主党は前日、農業関係者の反発を受けてマニフェストにあった「締結」の表現を弱
めたばかりだが、小沢氏は構わず持論を展開。「農協がわいわい言っているケースもあ
るそうだが、ためにする議論だ」と述べ、民主党批判で自民党と歩調を合わせる農協を
牽制(けんせい)した。
■ソース(朝日新聞)(本田修一)
URLリンク(www.asahi.com)