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知人を装って「カニを贈る」と電話し、代金引換便でカニを送りつける
勧誘販売が阪神間で急増している。被害は高齢者に集中し、
今年4~7月に兵庫県立生活科学総合センターに寄せられた相談は
計26件に上った。
粗悪なカニに、1万5千円程度の代金を支払ってしまった人も2人いた。
同センターは「勧誘は断り、カニが送られてきても受け取らないで」と
注意を呼び掛けている。
同センターによると、女性(82)は「ご主人にお世話になったのでカニを贈る」と
電話を受け、切る直前に料金(1万6500円)を告げられた。
別の女性(78)は、電話で「亡き父の知人」を名乗る人から「カニを贈る」と言われ
了承したが、後日、代引きでカニが届いたという。
請求金額は1万500円~1万9800円で、カニを受け取ってしまった人によると
「身がほとんどない粗悪品」や「北海道近海産という説明に反して、ロシア産だった」という。
発送元は北海道の複数業者という。同センターには昨年度も41件の相談が寄せられ、
4人が代金を支払っていた。同センターは「注文していない商品が一方的に
送りつけられた場合は支払い義務はない」と、受け取り拒否や事業者への引き取り
請求を呼び掛ける。
一方で「電話で了承してカニを受け取ると、相手に『契約は成立している』と
主張される恐れもある」と指摘。食品はクーリング・オフの対象外で、
「不必要な商品はきっぱり断って」と注意を促している。
ソース:神戸新聞
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