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若い女性が子供を産んだ直後に遺棄し、命を奪う事件が後を絶たない。
警察庁によると、親が放置し子供が死傷するなどした保護責任者遺棄致死傷事件は
昨年中に全国で3件発生。ここ10年は平成14年の11件を最多に減少傾向にあるが、
最近では出会い系サイトなどで知り合った相手との間で行きずりで妊娠し、
処理に困った末の犯行が目立つ。
先月29日に東京都渋谷区のインターネットカフェで、へその緒がついた乳児が
死亡しているのが見つかった事件では、母親(23)が逮捕された。
「出会い系サイトで知り合った男に避妊してもらえず妊娠した。育てるつもりはなかった」と
供述した。
周囲の無関心さも事件を助長している。平成19年に新潟県の女子高生が
校舎のトイレで男児を出産し、死亡させた事件では、女子高生は
「どうやって相談していいのか分からなかった」と供述。
周囲は誰も妊娠に気づいていなかった。
「『誰にも知られたくない』という一心で、どうすることもできずに女性が
ひとりぼっちになってしまう」。“訳あり”妊娠の女性の相談に乗るNPO法人
「環(わ)の会」(東京都新宿区)代表の横田和子さんは、背景に女性の「孤立」が
あると指摘する。
妊娠が分かったとたんに男に逃げられたり、1回限りの相手との間に
子供ができてしまったという訳あり妊娠では、家族や友人に相談できず、
ずるずると出産期を迎えてしまうという。
横田さんは「妊娠した以上は、誰が相手だとか経緯は大事じゃない。
1人で抱え込まないでまずは相談してほしい」と話している。
ソース:産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)