09/08/06 17:40:49 0
・健康診断をうけにいったら、案内してくれたお嬢さんの胸の名札がカタカナで表示されていたので、
どこからきたの?ときいたら「ベトナムです」という答えがかえってきた。
旅行先のホテルでルームサービスの朝食を運んできてくれたのは韓国からの留学生であった。
日本全国、あちこちの農村では人手がたらず、中国から大量の手伝いを農業研修生という名で
うけいれることにした、という。
わたしのさいきんの経験からみるかぎり、いまの日本では労働力が不足しているのである。
介護、看護の世界でも人手がたりないから、ついにフィリピンやインドネシアに労働力をもとめる
ようになった。たいへんな人手不足なのだ。
だが、ふしぎなことに、おなじ新聞には日本の失業率が5%になった、とか、しごとがなくてネットカフェで
その日暮らし、あるいは路上生活をしている、といったひとびとの生活も報道されている。外国人労働者に
きてもらわなければどうにもならない労働力不足の現場があるというのに、どうしてそういう人手不足の
ところにこれらの日本人が就職して生活の基礎をつくらないのか、わたしにはいぶかしくおもわれる。
もちろんひとくちに失業者といっても、そこにはいろんな事情があろう。高齢で身動き不自由というひとも
いるし、持病があって働けないひともいる。それはしかたない。こうした不遇なひとびとにはしかるべく
社会保障があってよい。しかし、ごくふつうの健康なからだをもっていながら「しごとがない」といっているのは
不審である。あれだけ人手不足で困っている現場があるのだもの、どんどん応募したらどうか。かならずしも
特殊技能を必要とせず、必要なら訓練期間中、手当もだしましょう、という制度だってある。
とりわけオカシイのが若年失業者、ならびにその予備軍である。いわゆるニートとかフリーターとか
いった若者たち。それというのも、かれらの言い分をきいていると「自分らしいしごと」にめぐりあえないから
失業中、というセリフが定型になっているからだ。(>>2-10につづく)
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