09/08/05 21:46:54 0
経済産業省は5日、温室効果ガス排出量を2020年に05年比で15%削減する政府の中期目標の達成には、
家庭部門の負担が1世帯あたり年間7万7千円になるとの試算を示した。一方、政権交代を目指す民主党は
衆院選マニフェスト(政権公約)で、1990年比で政府の8%減(05年比では15%減)を大幅に上回る
「25%削減」の目標を掲げている。
政府の中期目標には国際的に不十分との批判がある一方、民主党案では企業や家庭の負担が
一段と重くなる可能性があり、議論を呼びそうだ。
経産省は今回の試算について「最小限の負担に抑えた」と説明するが、景気低迷が続く中で企業や
家計にとっての負担感は強い。地球温暖化対策の推進に向け、企業や家庭に協力を求めるとともに、
省エネ促進のための補助金や規制なども検討する考えだ。
一方、日本ガス協会の市野紀生会長(東京ガス会長)は5日の定例会見で
「民主党案では(1世帯あたりの負担が)36万円くらいになる」との試算を明らかにし、
「政策として実行できるのか」と述べた。
市野会長は「国民の意向を尊重し政策を詰めていくと、収まるところに収まると期待している」と述べ、
民主党に現実的な対応を促した。
2009/08/05 20:39 【共同通信】民主党案では家計に負担増 温室ガスの削減目標で
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