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★<衆院選>選挙協力か、復活当選か 自民候補、板挟み きしむ「比例は公明」
衆院選での与党の選挙協力がきしんでいる。公明党は小選挙区で自民候補を支援する見返りに、
比例代表で公明党への投票を求めている。だが、自民党内には比例復活に望みをつなぐ候補も少なくなく、
比例代表での公明党への協力には複雑な思いが広がる。
それでも公明党は比例票確保に躍起となっており、自民候補は苦しい選択を迫られている。【田所柳子】
公明党の太田昭宏代表は3日、福岡市内のホテルで、
自民党の山崎拓前副総裁ら福岡県内の小選挙区候補7人に対する「推薦状授与式」を開いた。
公明党の推薦状は地方代表が渡すのが通例で、党首の出席は異例。
太田代表はあいさつで「自公勝利の大事なスタート。あえて会を催した」と語り、公明党への比例協力を迫った。
公明党は今回の衆院選で、九州や東北などを重点地域とし、九州ブロックの獲得目標議席を
現有の3議席より1増の4議席に設定。太田氏は3日、福岡県内で自民候補の選挙区を回ったが、
選挙カーの上では自民候補と並ばず、もっぱら「公明党の清潔政治」をアピールし、独自色を打ち出した。
一方、自民党候補は各選挙区で「比例は公明」を連呼した。
自民党への逆風下、山崎氏ら派閥領袖クラスも厳しい戦いを強いられている。
比例票を公明に回すほど、比例復活の道は険しくなる。
ある自民候補は、自公の協力について「自らの首を絞めるが、選挙区での公明票も欠かせない」と、
板挟みの苦しい心境を漏らした。
自民党の古賀誠選対委員長(当時)は昨年、比例票を公明党に回さないよう
全国に呼びかけたが、小選挙区での公明票の重要性は一層増している。
山崎氏は推薦状授与式で、「公明の比例4議席確保に全力を尽くす。公明党の全面的なご支援を賜りたい」と述べた。
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