09/08/04 18:29:14 0 BE:548673582-PLT(12225)
(前略)
《次に大型モニターには地図が映し出される。検察官はそれを藤井被告に示して、最初に
文さんを見かけた位置に「○」印をつけるように促す》
《藤井被告は手元にある小型モニターで、思いだすように首を傾けながら印をつける》
《検察官は続ける。藤井被告から見て、文さんが最初に見えた位置に「×」印をつけるように指示する》
藤井被告「ここだったような気もするし、最終的にはここにいた」
《検察官の聞かれたこと以上に次々に印をつける藤井被告。一般市民が参加する裁判員裁判では、
より理解が進むようにと、大型モニターが多用される。しかし、被告人が“暴走”すると
裁判員の理解の妨げとなり、機材が逆効果になることもあるようだ。裁判長が思わず静止する》
裁判長「ちょっと待ってください。あなたが聞かれていることは、最初に見かけた位置に
印をつけてくださいということ。もう1回やり直してください」
《モニターの印がすべて消され、再び藤井被告が印をつけ始める》
《しかし、またしても藤井被告は次々と印をつけていく》
裁判長「あっ~。あっ~。あっ~」
《藤井被告が印をつける度に絶叫する裁判長に、傍聴席からも笑いが漏れる》
《何度か裁判長が絶叫してやり直し、ようやく位置関係図が完成。やっと質問ができるように
なり、
検察官が口を開こうとすると、裁判長の横やりが入る》
裁判長「少し待ってください」
《6人の裁判員が混乱した頭を整理し、位置関係を理解する時間を裁判長は与えたようだ。
しばらく地図が映し出されたモニターを注視する裁判員》
裁判長「では始めてください」
《裁判長は検察官に質問再開を促す。ひと呼吸置いて仕切り直した検察官。
その後は、刺した後の行動を淡々と尋ねていった》
*+*+ 産経ニュース 2009/08/04[18:25] +*+*
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