09/08/04 15:09:18 0
(>>2のつづき)
また、セックスに極端に苦手意識を持つ人や、過敏に反応し悩む人たちに、小倉さんからこんなアドバイスが。
「10代や20代の若い頃は、なぜこの行為が好きじゃないのかって悩む人もいると思う。その原因のひとつに
"親への罪悪感"がある。"こんなことをしてる…"っていう罪悪感を置いていけないがために、オーガズムを
得にくく、性行為そのものが苦手になる」と障害を挙げる一方、「反対に、依存症になる人は、全員ではないけれど、
小さいときの親との関係が大きい。小さい頃、親から暴力を振るわれたり、虐待されると、相手との距離が
極端に小さくなって、セックスだけが自分を確認できる手段になってしまう。だから、そういうことで少しでも
悩んでいたり、考えている人は、過去に対して"振り返り"の作業をして、そのことに気づいて手放していけば
効果があると思う。セックスは体を使ったコミュニケーション。楽しんで欲しい」。
約1時間半に渡って行われた講座は、女性だけで過激なトークを交わすというよりも、不安や悩みを共有し、
笑いあい、勉強になるものだった。それは、時間の半分を、数人でお互いを紹介し語り合う場に使われた
からだろう。初めの緊張からはすぐに打ち解け、飲み物とお菓子を囲みながら「そうそう!」と女性同士で
意気投合し、会場は次第に笑い声が飛び交う和やかな雰囲気に。女性にとって、性に関する話題は、
友人や知人にもなかなか話しにくいもの。そんな中、人目を気にせず本音を語れたことは、とても良い
機会になったのではないだろうか。(以上、一部略)