09/08/04 08:18:50 0 BE:411505834-PLT(12225)
ＪＲ王子駅（東京都北区）からの汚水垂れ流し問題を受け、ほかに同じような問題が
ないかを調べていた都下水道局は三日、杉並区の団地でも今年四月までの二年間、
七十二戸分のトイレ排水が近くの神田川に直接流れ込んでいた、と発表した。
二〇〇七年の下水道工事で、汚水を流す管を誤って雨水管に接続したことが原因。
周辺で悪臭の苦情はなく、判明直後に正しく接続し直した。
都は四月上旬に誤接続を確認していたが、住民らに報告していなかった。杉並区や
住宅供給公社には、今月三日になって事情を説明。下水道局は「すべての調査結果が
まとまってから公表するつもりだった」と釈明している。
誤接続があったのは、都住宅供給公社が管理する杉並区和泉の賃貸住宅。
全百四十四戸のうち七十二戸分の汚水が合流して雨水管に接続、そのまま神田川に
流れ出していた。
下水道局によると、神田川の改修に伴う下水道管の移設工事を同局発注で〇七年三月に
実施。河川改修の作業場所として、川の上に鉄のふたがかぶせられていたため、
雨水管の流出口が目視できず、都は雨水管への誤接続にも気付かなかったという。
雨水管への誤接続は、王子駅のトイレ排水の垂れ流し問題で発覚した。このため
同局は今年四月から、二十三区内の雨水の流出口計七百三十三カ所を調べていた。
*+*+ 東京新聞 2009/08/04[08:17] +*+*
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