09/08/03 23:33:35 GrsvGcAG0
ETCでは、車載器と料金所のアンテナとが無線で交信します。その際、ORSEが言う「かぎ」と称する暗号がないと交信できないので、
車載器とETCカードとのそれぞれに、「かぎ」なる目に見えない暗号をORSEは発行します。発行するのはいいのですが、驚くなかれ
ORSEはそこで莫大な手数料を稼いでいるのです。手数料は、車載器一台につきメーカーから94.5円、ETCカード一枚につき
カード会社から94.5円です。思わず暴力団の見ヶ〆料を連想してしまいます。ORSEの発表によると、平成20年度末までに車載器は
2,800万件で26億円、ETCカードは6,000万枚で52億円で、累計78億円の手数料がORSEに舞い込んできている計算です。
更に、6,000台あるETCゲートの路側機についても、一機につき30万円トータル24億円の「かぎ発行手数料」を徴収しているのです。
そして更に、これでもかとはこのことで、車載器の「セットアップ」にも手数料を課しています。今現在はオンラインセットアップでは
徴収していないと言っていますが、原則オンラインセットアップで525円(税込み)、オフラインセットアップで1,050円(税込み)を
徴収することになっており、平成20年度末までにセットアップ手数料として約72億円を既に徴収しています。
以上のETC関連の手数料をすべて合算すると、平成20年度末までに累計170億円もの大金が、ほとんどノーコストでORSEに
流れているということになるのです。驚きでしょう?
信じられますか?政府は、いったい誰のためにETC割引を導入したのでしょう?ここまでくれば明らかですよね。
誰のためでもない、「財団法人道路システム高度化推進機構」なる財団のために、ETC割引制度を導入したのです。
官僚の言いなりの政治しかできない麻生内閣には、真の景気対策などできないことが、ETC割引制度ひとつとってみてもよくわかります。
麻生内閣の施策は、定額給付金といいエコポイントといい、制度の仕組みが粗くて稚拙すぎます。
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