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★ 麻生首相:初の愛知入りは「おわび」から 各地で街頭演説
麻生太郎首相は2日、衆院解散後、初めて愛知県入りし、支援を訴えた。
支持率の低空飛行にあえぐ首相だが、各地で支援者の握手攻めに遭い、相好を崩した。
各演説会場では、自らの発言で信頼を損なったと、おわびから始めた。
「冒頭、まずはおわびをしなければなりません。私の一連の発言や力不足で党の結束が乱れ、
政治の信頼を損なった」。県内で行った6カ所の演説すべてをまず陳謝から。
頭を下げた後は経済対策などの実績を訴え、民主党に対して
「政権交代で景気後退させてはいけない」と厳しく批判した。
一方、愛知県美和町で行った演説では「ここ名古屋では」と繰り返し、
尾張旭市のスーパー前で行った演説でも「瀬戸市では」と。
果ては、立候補予定者の名前を間違い、即座に訂正した。
首相は演説後、自ら「ガンバロー」の三唱や「エイエイオー」の音頭を取り、
同席した自民県議も「首相の音頭は初めて聞いた。ものすごいサービスぶりだ」と舌を巻いた。
さらに選挙カーから降り、聴衆の前に足を運んで握手をするなど低姿勢。
沿道は多くの人でごった返した。「太郎ちゃん、がんばれ」との声に笑顔で応えた。
首相の演説は有権者の耳にどう響いたか。尾張旭市三郷町の主婦(36)は
「たまたま買い物に来たら、首相が来るというので聞きました。
もっとべらんめえ調で民主党を批判するのかと思っていたけど、鳴りを潜めてちょっと残念」と話した。
一方、一宮市今伊勢町の無職男性(72)は「演説をおわびから入るなど、随分考えていたように思う。
民主との違いも分かったし、愛知県に来てよかったんじゃないか」と評価した。【月足寛樹】
毎日新聞 URLリンク(mainichi.jp)