09/08/01 23:29:07 6P37uzSH0
二十歳になったばかりの頃、俺宛の勧誘の電話が急増した
友達なら携帯にかけてくる筈なので若い声で「○○さん(俺の名前)いますか?」って訊かれても同居してる親が出た時は俺に繋がなかった。
俺は基本的に家の電話には出ない(親の商売上の電話が多いため)ので親が出て勝手に切るという状況が暫く続いた。
ある日同じように明らかに勧誘の電話がかかってきて、最初母親が出たが面白そうなので代わって見ることにした
俺:「はい○○です。お電話変わりました」
業者:「お父さんでしょ?」
俺:「は?」
業者:「いや、どうせお父さんでしょ?」
どうも本人を装って父親が断ろうとしていると勘違いしている様子
ちょっと予想外の反応に戸惑う俺
俺:「いや○○本人ですけど?」
業者:「いやいや本人さんに代わって下さいよwww」
俺:「・・・・・(絶句)」
業者:「もし本人だって言うなら生年月日行ってみて下さいよw西暦何年か」
俺:「19○○年の○月○日ですけど」
業者:「確かに親でしたら、生年月日ぐらいは分かりますよね、では通ってる大学と学科は?」
俺:「○○大学、○○部○○科ですが」
:
(中 略)
:
業者「失礼しました、どうやらご本人様みたいですね。」
俺:「だから、最初に言ったじゃん。そういうことで、今忙しいので失礼します。」
いろいろ現在のバイト収入とか貯金額とか話したら、やっと俺が本人だと信じてくれた。
とりあえず、長話しはしたけどムダな話は一切せず、最後電話をキッパリ切った俺、ホント偉い。