09/08/01 14:40:03 0 BE:1234516166-PLT(12225)
韓国が日本の政権交代に高い関心を示している。韓国の保革逆転で良好に推移してきた日韓関係だが、
今度は日本の与野逆転が現実味を増し、韓国側から歴史問題などへの変化に「過度の期待」(関係筋)が
寄せられているのだ。韓国側からみると来年は日韓併合100年の「節目」で微妙な時期である。
民主党の対応いかんでは未来志向の了解が一気に“過去”に逆行する可能性もある。
政権奪取が見えてきた6月初旬、訪韓した鳩山由紀夫代表は李明博大統領と会談で「(日本は)歴史問題を
直視すべきだ」などと踏み込んだ。
李大統領から「日本が歴史問題で大きな決断を下せば、韓国国民は未来に向かって大きく歩みを踏み出せる。
過去に快く謝罪を行うことでさらに先進大国になれるのではないか」と問いかけられ、鳩山氏は「日本には
過去を直視すべきだという人もいるが、植民地侵略を美化する風潮もある。民主党にはそんな人はいない。
ナショナリズムのとりこにならないことが大事だ」などと持論を展開したのだ。
野党党首の「歴史直視」発言に、韓国側は耳をそばだてたようだ。こうした様子に「期待が大きくなれば
反動も強くなる…」との日本側の懸念も広がる。
(中略)
紛らわしいのはマニフェスト発表当日に公表した「民主党政策INDEX(インデックス)2009」だ。
これはこれまでの議論の集大成であくまで「努力目標」(民主党関係者)である。多様な意見のある同党で
実行が約束された政策ではない。
しかし、外からみれば、そんな内部事情は斟酌(しんしゃく)されようもない。インデックスには
「定住外国人の地方参政権の早期実現」や「(戦時の被害調査のための)恒久平和調査局の設置」が明記されている。
インデックスを元に韓国で主要メディアは「民主党は従軍慰安婦被害調査と賠償問題も政策集に載せた」
(28日、中央日報)と報じ、「歴史問題」への取り組みを見守っている。歴史問題は韓国政府、
メディアともに期待している。やる気満々である。「鳩山政権」のアジア歴史観が試されることになる。
(後略)
*+*+ 産経ニュース 2009/08/01[14:36] +*+*
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