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野党が自民マニフェストを一斉に批判
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野党各党は３１日、自民党が発表した衆院選マニフェスト（政権公約）を「これまでの反省がない」と一斉に批判した。
民主党の鳩山由紀夫代表は党本部で記者団に対し「われわれが苦労して示した財源が判然としない。
足りなくなったら借金、消費税の増税をするとしか思えない」と指摘した。
共産党の志位和夫委員長も都内で記者団に「『安心な国民生活』を打ち出しているが、暮らしの安心を奪ったのは誰なのか。
自らの政治への自覚も反省もない」と強調。
社民党の福島瑞穂党首は青森市での会見で、自民党公約が「１０年で家庭の手取りを百万円増やす」としたことに「今の生活が大変なのに能天気。１０点だ」と述べた。
国民新党の亀井久興幹事長も「選挙民の歓心を買うための施策がちりばめられ、日本の将来を担う気概に欠けている」とのコメントを出した。
一方、公明党の山口那津男政調会長は「経済を強調し、未来の安心にも配慮している。
連立を組む立場から、公明党が強調してきた政策にも整合できるような配慮ができている」と評価した。（共同）
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