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またオンナである。太田・公明党代表の東京12区に青木愛参院議員を擁立した民主
党が、今度は、福田前首相の群馬4区にフジテレビ社員の三宅雪子候補をぶつけてき
た。
自信満々の笑顔で候補者を紹介した小沢一郎の狙いは明らかだ。
「後援組織がしっかりした与党の大物に、中途半端に力で挑んでも勝負にならない。年
齢もキャリアも比較しようのない、まったく別のタイプをぶつければ、相手は四つ相撲
がとれず戸惑う。一番やりにくい。そこにしか勝機はない」(民主党関係者)
小沢が全面的に候補者調整を仕切った一昨年の参院選も、この手がズバッと当たっ
た。“岡山の虎退治”の姫井由美子、島根の亀井亜紀子など、女刺客が次々と大物を倒
したものだ。
今度の総選挙でも、表のように、民主党の女性公認候補は30人を数える。
すでに「当確」といわれるのは仲野博子、郡和子、京野公子、小宮山泰子、小宮山洋
子、西村智奈美、菊田真紀子、佐藤夕子、山尾志桜里、高井美穂、藤田一枝、福田衣里
子ら12人。
前職、元職はやはり強いが、あるベテランジャーナリストはこう言う。
「小沢戦略が的中し、民主党の新人女性はどこでも人気になって旋風を起こしている。
福島2区の太田和美、神奈川1区、3区の中林美恵子、岡本英子、東京23区の櫛渕万
理、愛媛1区の永江孝子はリードして、やや優勢になっている。驚くのは、厚労族のボ
ス・丹羽雄哉や元首相の森喜朗に続き、元財務相の谷垣禎一まで急追されていることで
す。公明党代表の太田だって、どう転ぶか分からない。女刺客を相手に安全圏にいるの
は、大島理森、福田康夫、平沢勝栄、小池百合子、安倍晋三くらいなもの。5勝25敗
もあり得ますよ」
選挙分析で定評のある宮川隆義氏は、週刊文春で森喜朗、小池百合子、山本有二に苦
戦マークの▲を打っている。これまでの常識が通用しない、どえらいことが起きようと
している。
(日刊ゲンダイ2009年7月28日掲載)
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