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中国上海市で近く、東京都内の高級不動産36物件が競売にかけられることが30日、
明らかになった。渋谷、千代田、練馬の各区など都心部の高級住宅や商業ビルが中心で、
競売最低額は合計で約16億6600万元(約233億円)にのぼる。日本国内で買い手の
つかなかった物件のスポンサーを「チャイナマネー」に求めた形だ。
中国で競売にかけられる日本の不動産物件としては過去最大規模という。
30日付の中国紙、毎日経済新聞によると、不動産を含むさまざまな財産権を取引している
上海聯合産権交易所で、今回の都内36物件の競売も近く行われる。
今回の応札最低価格で最高額は渋谷の約1億1800万元(約16億5200万円)の物件で、
次いで千代田の1億300万元(約14億4200万円)、練馬の7600万元(約10億6400万円)。
さらに北、台東、新宿、港、目黒の各区の物件もあり、最も安い物件で約790万元
(約1億1000万円)という。
上海のアナリストは「中国の不動産市場が再び活況を呈するいま、中国の投資家にとって
日本は新たな投資先になる」と強い期待感を示した。
同紙によると、内外の不動産にすぐに20億元以上を投資できる企業は、上海市だけで
少なくとも10社以上ある。上海や北京、広州など中国の都市部では4月以降、住宅を中心にした
不動産取引が急速に回復してきている。
同交易所によると、中国での日本の不動産競売第1号は、昨年8月に静岡県下田市など
伊豆半島の土地105万平方メートルが総額約8302万元(約11億6200万円)で取引された
ケースだという。日本の不動産市場の低迷が続けば、中国で競売にかけられる物件が増えることも
考えられる。
産経msnニュース 2009.7.30 21:03
URLリンク(sankei.jp.msn.com)