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少年の爆発実験繰り返し、簡単に原料入手
爆薬原料になる化学薬品を所持したとして、神奈川県相模原市在住で専門学校に通う少年(19)が
警視庁に毒劇物取締法違反容疑で逮捕された事件で、少年は自宅や河川敷で爆発実験を繰り返し、
インターネットに映像を投稿しては、視聴者の反応を楽しんでいた。
自宅には手製爆弾や発火性の高い薬品が放置され、捜査幹部は「いつ爆発してもおかしくなかった」と
振り返る。なぜ少年は危険な薬品を買い集めることができたのか―。
◆実験映像
ビーカー内の炎に、硫黄などの薬品を流し込むと、炎が「ゴーッ」という音とともに画面に広がった。
少年が動画投稿サイトに公開した実験映像。昨年4月以降、少年は爆発や化学反応の実験を
約70回繰り返し、その様子を10種類以上、投稿していた。
同庁幹部によると、少年は中学時代に爆竹の爆発力に興味を持ち、昨年から本格的な実験を開始。
爆薬と火薬に関する専門書を購入して独学する一方、今年4月に入学した専門学校では化学を専攻していた。
少年の自宅からは、塩酸や硫酸、硝酸がそれぞれ数リットルずつ見つかったほか、水銀や
過酸化水素水など、計十数種類の薬品が押収された。部屋には手製爆発装置もセットされており、
この装置を同庁が実験したところ火柱が数メートルの高さまで上がったという。
◆緩い規制
少年は都内の薬品販売会社から、危険な薬品を対面販売で手に入れていた。また、今年2月に
同級生殺害目的で爆弾製造を試みたとして逮捕された北海道の高1男子(当時)も爆弾の材料になる
薬剤を同じ会社からネットで購入していた。
※続きます。
読売新聞 2009年7月30日14時41分
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