09/07/30 20:11:19 0
(>>1の続き)
事件は、女子大生が示談に応じ、幕引きとなった。釈放された6人は無期限停学中で、
定期的に指導教員と連絡しながら復学を目指しているという。男子学生(22)は取材に対し
「何も思い出したくない」と口をつぐんだ。
インターネットでは、逮捕直後から「酒を飲んで潰(つぶ)れる女が悪い」「すべて自己責任」
などと女子大生を中傷する書き込みが相次いだ。京教大のほか、計4大学が、書き込んだ学生
を処分する事態になった。
不適切な書き込みが続いた背景には、性犯罪の被害者を好奇の目で見る風潮があることや
会員制サイト「mixi(ミクシィ)」などの匿名性がある。逮捕された学生の言い分を
知人が書き込み、その真偽を確認しないまま、それを前提に書き込みが広がった。中傷によって、
女子大生が2次的な被害を受けたことは容易に想像できる。
性犯罪に詳しい大阪弁護士会の養父知美弁護士(51)は「被害者バッシングや加害者擁護の
書き込みが原因で、女性が告訴を取り下げたのなら、ますます被害を訴えにくい社会になるかも
しれない」と懸念する。
大学は授業を通して、学生に性犯罪の正しい知識を広めてほしい。男性には、女性が受ける
ダメージはもちろん、軽はずみな行動で自らの将来を失いかねない大きな代償を背負うことを
忘れないでほしい。
-おわり-