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・今年上半期(1~6月)の全国の自殺者数は1万7076人(暫定値)で、前年同期比で768人
(4・7%)増加したことが27日、警察庁のまとめで分かった。月平均で2846人となり、
このまま推移すると、年間で最多だった平成15年(3万4427人)に迫る水準となる。
警察庁によると、6月の自殺者数は2822人(暫定値)。前年同月(2769人、確定値)よりも
53人増え、1・9%増となった。性別では男性が1994人で全体の70・7%を占めた。
上半期の各月で最も自殺者が多かったのは3月の3084人(前年同期比145人、4・9%増)。
次いで4月の3048人(同194人、6・8%増)。今年はこれまで、毎月、昨年を上回っている。
都道府県別で最も多かったのは東京で1569人。これに大阪(1057人)、埼玉(971人)、
神奈川(938人)、愛知(844人)、千葉(757人)が続いている。前年比で139人増加した
埼玉や、千葉(94人増)、沖縄(77人増)などが目立つ。
特定非営利活動法人「自殺対策支援センター ライフリンク」の清水康之代表は「年間で
最多になりかねない切迫した状態だ。自殺の要因は不況だけではないが、企業決算期を
またぐ3、4月に一気に増加し、高止まりしている。早急な対策のため、警察庁には年代、
職業などの細かいデータを速やかに開示してもらいたい」と話している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
★自殺、過去最悪ペース 今年上半期は1万7076人
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